薬剤師はどんな人が向いている？向いている人とそうでない人の性格と特徴を解説します。

薬剤師の仕事に興味がある人にとって、自分は薬剤師に向いているのか気になる人も多いはず。

薬剤師は国家資格が必要な専門職ですが、性格や能力によって向き不向きがあります。

この記事では、どんな人が薬剤師に向いているのか、反対に向いてない人にはどんな特徴があるのかについて解説しています。

「薬剤師になりたいけど、自分に向いているのか分からない」という人は、ぜひ参考にしてください。

薬剤師に向いている人の特徴

まずは、どんな人が薬剤師に向いているのか、基本的な性格や特徴を見ていきましょう。

薬剤師の仕事は、常に正確さが求められ、几帳面な人が向いているといわれます。

大体で物事を判断してしまうような大ざっぱな性格の人は、薬剤師には向きません。

薬剤の計量や調合、袋詰めなどの細かい作業を高いクオリティで、細心の注意を払いながら作業を進められる正確さ、几帳面さがある人が良いでしょう。

人とのコミュニケーションが苦にならない人も、薬剤師に向いています。

薬剤師は、患者さん、薬剤師、医師などさまざまな人と接する機会が多いためです。

年齢や症状が異なる患者さんに対し、適切なヒアリングや服薬指導をするコミュニケーション能力が必要不可欠であり、相手を思いやる心も忘れてはいけません。

患者さんの話を聞き、一人ひとり状況に合わせた対応ができる人なら、患者さんや同僚、医師との間に信頼関係を築き、薬剤師として長く活躍できるでしょう。

医療、薬学の業界は日々進化していて、常に最新の知識がないと適切な対応はできません。

そのため、国家試験に合格し、薬剤師になってからも勉強を続ける必要にせまられます。

働きながら勉強し続けることは大変ですが、それを苦に思わず、向上心を持って、勉強に取り組める人が薬剤師に向いています。

反対に、薬剤師に向いていないと感じる人にはどのような特徴があるのかも見ていきましょう。

薬剤師の仕事は、計算の連続です。

例えば、調剤時に「100錠必要なとき、14錠シートを何枚かと、端数は何錠を足せばいいか」といった計算を瞬時に行う場面があったりします。

計算が極端に苦手な人は、細かいミスが続いて「自分は向いていないかも…」と感じる可能性があります。

先にお伝えした通り、薬剤師は患者さん、医師、同僚の薬剤師など多くの人と関わる仕事です。

患者さんにしっかりと服薬指導をしたり、医師や他の薬剤師と連携したりして業務を進めるためには、日常的なコミュニケーションが必要になります。

人見知りで、自分から積極的にコミュニケーションを取れない人は、向いていないと感じるかもしれません。

薬剤師を目指す前に、まず自分の性格や特徴を見直してみましょう。

向いていない人の特徴に当てはまっていたとしても、改善するよう努力すれば薬剤師として活躍できる道に進めるはずです。

「普段接することがなかった人にも自分から声をかけてみる」など、できることから始めてみてくださいね。